Cold Case

なおオーティスの死体はなぜか白骨化しておらず、生前の姿を見ることができる。
その髪型は『チルドレン・オブ・アトムヘアー』とも言える放射能脱毛が生じており、グラフトン鉄鋼での仕事が彼の身体を蝕んでいたことが分かる。

家にもどったフレディーは父親を捜していたが、アーサー・ウッドのライターはダムの白骨死体のそばに置いてある。この死体がアーサーなら、入れ違いでダムに来たことになる。
さらに、白骨死体がある足場からすぐ下りたところに、オーティスの死体もある。以前から険悪だった二人の間で何かしら諍いがあったとしてもおかしくない。

フレディーはダムを出る前にイタズラで床に油をまいたらしい。（少なくともフレディーが遊んでいた「グロッグナックとルビーの遺跡」は傍にある）
オーティスがアーサーを殺してしまった後、油ですべって転落死した・・・という風に見えなくもない。

誘拐犯オーティス・パイクの計画はことごとく上手くいっておらず、
せっかく証拠を用意したのに、チャールストンヘラルド紙に送ったはずの手紙は破れてポストに残っており、結果として郵便局に残した証拠は手つかずに。
身代金と発電所停止の要求もつき返されてしまう。

交渉が失敗した理由として、そもそもフレディーが人質として機能していなかった可能性がある。
フレディーはわがまま・下品・害のあるいたずらをする三拍子揃ったの典型的「クソガキ」で、叔父にあたるオーティスも父親のアーサー・ウッドも手を焼いていた。
アーサーは、Vault内で部屋を分けてくれるか、最悪別のVaultに避難させる事が可能かといった確認をVaultTec社に問い合わせている。
母親のモリー・ウッドが既に故人であったことも大きい。

グラフトン鉄鋼の労働環境と公害を告発するために行われた誘拐。
誘拐されたフレディー少年は自力で脱出し自宅に戻るが、まさにそのとき核攻撃のサイレンが鳴り響いていた。
少年はVaultに入れたのだろうか？　真相は不明のままクエストが達成される。